先輩インタビュー
これから産休、必ずここに戻って来たいと
思わせる職場です
学生時代に脳外科に興味を持ち、脳外単科の病院での就職を希望していました。学校がイムスグループだったので、グループの中で単科の施設を選択して入職を決めました。新人の頃からSCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)に配属になり、現在までずっと勤務しています。新人の頃、特に私自身がSCUを熱望したということも無かったのですが、結果的にSCU勤務は自分の性格に合っていたと思っています。
一般病棟では1人で看る患者さまの人数が多くなるため、1人にかける時間がどうしても少なくなります。その点、最大で9人の患者さまが入院されるSCUでは、日勤帯に3人以上の看護師で対応にあたるため、患者さまと関わる時間が長く、ケアも充実しやりたいことができる環境にあります。働くスタッフの数も少ないので家族のような連帯感があり、人間関係も良く、いろいろな相談もしやすい職場です。
実はもうすぐ産休に入る予定です。産後はまたSCUに戻って来たいと思っていて、師長にもその希望を伝え了承をいただいています。師長をはじめみなさん大変理解があり「無理はしないように」と言っていただいていますので、SCU勤務をフルタイムでできるような状態まではお休みさせていただき、復職への準備を整えたいと思っています。自宅が病院から近いので、フルタイムで勤務しても帰宅が遅くならないことや、夫が協力的であることも私の思いを後押ししてくれています。とてもありがたいです。
親としての実感はこれからになると思いますが、実際に育児をしながら働く大変さは、先輩ママナースの忙しそうな様子や急な欠勤などをすぐ近くで見ていますので、ある程度は理解しています。自分1人の問題ではなくなること、周りの力を借りないといけないことがとても増えるだろうと想像しています。
まだまだ先になりますが、復帰後も長く仕事を続けていきたいと思っています。この仕事は、患者さまがいる事で働ける環境になりますので、当院へ来てくださる患者さま達を大切にできる看護師でいたいと思っています。
私自身は入職して何年も経ちますが、入職前に見たパンフレットやウェブサイト、インターン経験で感じたものが入職後もそのままだった、ギャップを感じなかったというのは、今も変わりません。脳外科やSCUでは高度なケアを行うということで、知識や経験に対する不安があるかもしれませんが、新人看護師さんたちには「一緒にやっていこうね」というスタンスで丁寧に指導しています。安心して入職していただきたいと思います。