先輩インタビュー

interview
写真:中途 Tさん

ブランクがあっても手厚い教育、
やりがいを感じる仕事に

中途 Tさん

当院に入職して半年ほどになります。その前は産業保健師として一般企業内の保健室に勤務し、そこで働くみなさんの健康管理に携わっていました。保健師の仕事をするにあたり、看護師としての知識や技術を習得することが保健指導に役立つのではという気持ちから看護師の資格を取得したのが、看護師という仕事との出会いです。
看護師資格取得後しばらくは、GICUという集中治療室に勤務しました。「働き盛りの男性が急に倒れて緊急手術したものの全く目覚めない」といった例をたくさん目にすることになり、予防という観点での保健指導の重要性を再認識した時期でした。
その後は再び保健師として働きました。保健師の仕事は健康診断の結果などから医療へつなぐ役割もあったと思いますが、社員の方にとっては「職場」であることがネックとなり、こちらが思うような介入が難しい事もありました。

保健師の仕事と並行してコロナワクチン接種の仕事をするようになり、久しぶりに看護師として働くことになりました。その際、緊急時の処置などに対する看護技術等への不安に気づき、もう一度看護師としての仕事をしたいという思いが湧いてきて、再び病院勤務の看護師として働くことになりました。

途中、出産で1年ほど仕事をしない時期もありました。復職したいと思った時には託児や勤務時間に関して気がかりな点がありましたが、当院は院内に保育室が設置してあり、時短勤務も可能で、バス停が近く通勤しやすいということが、当院への入職の決め手になりました。
当初は回復期看護に興味があったのですが、急性期の方が技術的なものが身につくことと、ママさんナースが多いことから、急性期を選択しました。仕事上の不安もありましたが、ブランクが長い私のようなケースでも親切丁寧に指導していただける仕組みが整っていて、慣れるまでは先輩方がついて下さり、手厚い指導を受けることができました。相談役の先輩の存在も大きかったと感じています。

私が目指すのは、患者さまやご家族に話しやすいと思われて、不安を軽減できるような看護師です。そうなれるよう少しずつ技術を身に付けていくことが必要だと感じています。今はまだまだの段階なので将来的なことは何とも言えないのですが、看護師としての知識や技術をしっかり習得した上で、また保健師としての仕事にご縁があるのかもしれないと思っています。
体力面では、保健師よりも病院看護師の方が大変ではありますが、患者さまやご家族が感謝の言葉をかけて下さること、「あなたが居てくれてよかった」と感じていただけているのではという気持ちになれることが、私のやりがいになっています。また人間関係の良さも、当院で仕事を続けられるポイントになっていると思います。

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